いま、ハニホヘトイロでゲームを作っている。正確に言うと「ゲームを作るための設計図を作っている」状態で、

  • どんなゲームか
  • どんな風にゲームを進めていくか
  • どうすればクリアできるか

を小学5年生の男の子に託している。一緒に話し合って内容は固まったはずなのに、それを文章化するところで詰まってしまうのだ。平たく言うと、国語の力が足りていない。前にこんな事を書いた。誰でもジャンケンのルールは熟知しているはずなのにルールを言葉に置き換えて、正しい順番に並べることは難しい、と。それと同じ現象だ。

デジタルを操るということは、なにも特別な才能が必要なわけではなく道具の使い方を覚える作業に似ている。例えば同じ刃物でも、紙や布みたいな柔らかくて大きすぎない素材はハサミ、真っ直ぐに切りたければ定規とカッター、食材を切りたければ包丁、包丁だって切るものによって沢山の種類がある。「よくわかんないけど、これ切って!」とお願いする人からすれば、どの道具で切ってもらおうが関係ない。でも、切る側は最適な道具で一番キレイになるように切る。そして「よくわかんないけどキレイに切れて出てきた」となる。
どの刃物を使うのが適切か」「どうすれば怪我をせず安全に使えるか」を学ぶことこそが、デジタルを学ぶことに共通している点だと思う。

ハサミもカッターも包丁も、どれも学校で扱い方を学ぶし日常でも使用する。それは必要な場面が多いからだ。文章だって書くはずだけど、日常だとせいぜいLINEみたいなチャットの短い文章くらいなもので、「人に読んでもらうための、わかりやすくて長い文章」を書く機会なんてほとんどない。でも、この能力はデジタルを操るうえで間違いなく必要な能力である。

「どんなゲームを作りたいか」をイメージしたまま一人だけで作る分には問題ない。作ってる途中で動いているものがイメージと異なってきたり、イメージしていたものが薄らいできたりして、結果的に当初の予定と違うものができたとしても誰にも正解はわからない。

でも、複数人で作るなら「どんなゲームを作りたいか」は言葉にしないとすれ違いが起きる。誰が読んでも同じモノをイメージしてもらう必要がある。もちろんその文章をもとにチームメンバーに説明をして、質問を受けて、絵が描ける人がいれば絵でみんなのイメージを膨らませたり着地点を固めたりできたら素晴らしいと思う。だけど、日本人として生まれた以上は日本語の文字だけで説明できる能力は最低限必要になってくる。

では、物事を伝えるために必要な文章とはどんなものだろう。

  • 誰にでも伝わる言葉を使うこと
  • どうしてもあまり知られていない言葉を使う時は、その言葉の説明をしっかりすること
  • 文章の頭から読んだ時に見返すこと無くすべて伝わるよう、順序立てて書くこと
  • 余分な言葉や意味が同じ言葉は取り除き、一文一文がスッキリと読めること

たくさん説明したいばっかりに「〇〇のとき△△ができる(これは✕✕でも良い)」みたいなことを書いてしまうと台無しだ。直前に書いていた内容をすぐさま否定してしまう。しかも、「〇〇と△△」のどちらが「✕✕でも良い」のかがわからない。それなら最初から「〇〇のとき、△△か✕✕ができる」と書いた方が読みやすいし伝わりやすい。後から見直して伝えたいことが増えた時に()を使いたくなる気持ちはよくわかるが、読んでもらう人のためにも、後から読み返す自分のためにも、キレイな文章を心がけたい。

そんなわけで、文章を書く力をもっと身近に感じてもらえる機会を用意した。

8月2日(に五反野にある「あおぞら作文教室」さんとコラボイベントを開催する。夏休みの宿題である読書感想文をただただ書くのはもったいないので、頭の中に描いていた登場人物や風景など、読んだ本の挿絵をAIに描いてもらおうというものだ。AIはとても素直だ。与えた文字通りのことをしてくれる。きっとステキな挿絵がたくさん描かれることになるだろう。

ノートパソコンやタブレットの無料貸し出しもあるので、ご興味がある方は是非とも下記チラシとリンクを御覧いただきたい。

「AIで描く挿絵」詳細はコチラから

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