ハニホヘトイロは、「デジタルを一緒に学ぶコミュニティ」を目指して活動している。ただ、それはなかなかに説明が大変だし、受け手にとっても想像しにくい。「コミュニティってどんなことするの?」「どうやって一緒に学ぶの?」「結局なにができるの?」なんてよく聞かれる。

なので、ホームページでは「プログラミングが学べます」だとか、「イラストも音楽もデジタルでできます」とか、少しでもとっつきやすいようなワードをちりばめているつもりだ。そして「無料のプログラミング教室があるらしい」ということをキッカケとして、ありがたいことに通ってくださる方が少〜しずつ増えてきている。教えているのはScratchだったり企画書や仕様書の書き方だったり、本人がやりたいことを自由に進めていくスタイルだ。「デジタル機器を使いながらアナログなことをやっているな」と感じる人もいるかもしれない。

「プログラミングが学べる」というのはとても即物的で、それゆえに魅力的だ。これから
AIになんでも仕事を奪われていくかもしれない世の中において、プログラミングができればAIを使う側に立ち続けられそうな気がする。気持ちとしてはよくわかる。

一方でプログラミングを仕事として扱う人達には、すでに変化が起きている。ある者は面倒な作業をAIに任せて効率化を図り、またある者は自分の仕事がAIでもできる内容だったことに気づかされている。逆に、いままでプログラミングなんてできなかった人間がなにかを開発できるようになって、「アイディアはあるけどカタチにできなかった人達」がいろんなものを作り始めている。プログラミングを学ぶ意味そのものが、ほんの数年で様変わりしているのである。

ハニホヘトイロでは、いまのところ特別に専門的なことは教えていない。もちろん求められれば僕の知り得る知識は全て差し出すけれど、たぶんそれは、いま通ってきてくれている子たちが自分で学んだり教えあったりしながら、自分のやりたいことが明確に見えてきた時だと思う。例えば「ゲームクリエイターとして」であれば、プランナーデザイナープログラマーたちが何を欲し何を用意すべきか。ただ、それすらもAIが教えてくれる日は、たぶんそんなに遠くない。

つい先日、「AIを使ってプログラミングをしたい子」が遊びに来てくれた。とっかかりがなんであれ、学びたいことがあればそれでいい。一度AIの使い方を覚えてしまえば、もうハニホヘトイロは彼にとって必要のない存在になってしまうかもしれない。どう転ぶかは「AIの進歩」と「僕の頑張り」のどちらかにかかっているのだろうか?それは、世界にAIと人間のどちらが生き残るか、という論争に近いモノの見方だと思う。対立ではなく、共存や融和を目指す方がよっぽど建設的だ。

コミュニティが成長するためなら、AIだろうがなんだろうが使う。子どもたちが触れて、試して、「これ楽しい!」と自分で気づけるような場所をつくっていきたい。

無料体験はコチラから

LINEで相談・無料体験